総州書房雑録

読んだ本の感想、考えたことを書いて行きます。

雑記

”勇気”の心理学

大変、遅ればせながら… 数年前から評判になっている、アドラー心理学「嫌われる勇気」を読んでいる。 まだ途中ではあるのだけれど、とてもタメになったので、 そこだけ取り急ぎ、備忘のために書き残しておきたい。 アドラーは、ユング、フロイトと並ぶ心理学…

徳、常に、術に勝る。

孟夏の太陽 (宮城谷 昌光 著) を読んだ。 古代中国のとある国において、国家を主導した宰相の一族の 栄枯盛衰を描いた短編集である。 宮城谷先生の著作はどれもこれも、 己の人としての、在り方を問われるものだ。 ここのところ、題名にある言葉をよく考え…

ある寓話にことよせて

昔々あるところに 男がいた。 ある日、男が鏡をのぞくと、そこにうつる自分の姿がひどく汚れて見えた。 男は一生懸命にその鏡を磨いた。 しかし、いっこうに鏡にうつる自分の姿は美しくはならない。 汚いままだ。 腹をたてた男が鏡を割るために、外に出よう…

卯月 短歌あつめ

四月に詠んだ歌を集めてみました。 長いのでお付き合いいただける方だけ、よろしくお願いします。 ゆきやなぎ 東風をまちわび みどり葉が 白髪なれりと 恨みごと言う (素敵な女性から雪柳という花を教えていただきました。その時思いついた歌です。恨み言と…

ふじさん

これから、本当にお前ってツマらない奴だなぁ、 というブログを書こうと思う。(そもそもバレてるだろうから構いはすまい) 大学生のころ(こんな私にもゼミ合宿で酔い潰れたり、キャンパスのベンチで酔ってたりした真面目な学生の時代があった) 富士山に登…

こんにちは、和歌ちゃん

和歌はカッコいいのだ。 和歌(に限らず自分の趣味のアウトプットには人それぞれ信念があるはずだけど)は私にとって、カッコいいものである。 伝わらないとは思うが、深田恭子さんやセーラームーンというよりかは、魔人ブウに捨て身で立ち向かう時のベジー…

んさきたるーえぴ

新年早々、痛風になった。 痛い痛いとは聞いていたし、自分もお肉は好きだわ、お酒は好きだわだったので注意(にしたって痛風さんて方、いらっしゃいますよねぇ奥さま、程度だったけど。)はしていたが。 聞くとなるとでは大違いだった。 スサマジクイタイ。…